ステンレスの頑固な水垢、落としてみる。乾くと現れる白い水垢や水滴跡は水に含まれるカルシウム等が原因です。
通常の洗剤は中性~アルカリ性なので、水垢を落とすことできません。カルシウムやマグネシウムの金属系は酸性の液体に溶けるので、お酢やクエン酸等で落とします。
しかし頑固な水垢だったので、いろんな方法で試行錯誤。簡単な方法とはいえないですが、とりあえず落とせました。細かいキズはともかく、とにかく水垢を落としたい、という時の方法。
材料 | 寸法 | 数量 |
クエン酸 | 適宜 | |
メラミンスポンジ | 適宜 | |
耐水ペーパー | 1500番 | 1枚 |
ポイント・アドバイス
紙やすりは水をつけて磨くものと、乾いたまま使うものがあります。水をつけて磨く「耐水ペーパー」は磨く面がグレーです。一方、乾いたまま使う一般的な紙やすりは、茶色です。これが簡単に見分ける方法です。茶色の紙やすりは水でこするとボロボロになってしまいますので間違えないように。
※紙やすりの種類については 「紙やすりのあれこれ」 を参考にしてください。
それほど頑固でなければお酢やクエン酸で落ちるものが多いです。耐水ペーパーは1500番を使用。メラミンスポンジで落ちなかった汚れが1500番で落ちるということは、メラミンスポンジは1500番より細かい、って事なんでしょうか。
鏡面仕上げや、コーティングされてるものはツヤがなくなったりコーティングを剥がしてしまう可能性も有るのでやめたほうがいいかもしれません。キズとか気になる方はご自身の判断でやってみてください。
今回のトレーはまわりに水垢がびっしりついていたので、耐水ペーパーで落とした部分のほうがツヤツヤになりました。(中央部分は今までの使用でついた傷が多かったので)
磨き終わったステンレスは一度しっかり乾かしてから使ってください。
さらに、磨き終わったステンレスをコーティングしてみました。
「水回りをコーティング」
このページも参考にしてください。
せっかく綺麗にしたのなら、今度は汚れにくくしましょう。
その後の実験でわかったこと。
車のメンテナンス道具でも綺麗になる!!
キイロビンがすごいです!
こちらも参考にしてみてください。
さらに水垢を落とした後のトレーのツヤが復活するか実験してみました。
キズが気になる方はこちらを参考にしてください。
■ 道具・工具・材料の紹介
日本磨科工業 「ピカール ラビングコンパウンド」
最後に使った金属磨き。スーパー等で売ってる液体の「ピカール」と同じメーカーですが、こちらはクリーム状。
日本磨料工業 ピカ-ル ラビングコンパウンド No2000
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