靴底の修理「タンクソール」

タンクソールの靴底の修理。タンクソールとはゴツゴツした靴底で、アウトドア用などで用いられていますが、レディースのブーツでもデザイン重視で使われてたりします。靴底メーカーで言うと「ビブラムソール」なんかが有名ですかね。

今回はレディース物。

靴の修理屋に出そうとしたら「メンズの素材を小さく切って貼ります」「高さが3mmぐらい低くなります」と言われ悩んだので自分でやってみることに。メンズの素材を小さくカットすると、裏面のデコボコバランスがだいぶおかしくなり、わざわざタンクソールで修理する価値が見出せなかったのですよ。

材料 寸法 数量
タンクソールレディース用 1組
■ざっくり手順

 


ポイント・アドバイス

結論から言うと「靴屋に修理してもらった方がいい」と思った次第。
材料は数百円だけど、手間がさ~!!
修理に出すと、手順の5~26はやってもらえないと思うので、ヒールの高さが変わる、タンクのバランスがメンズを使うのでダサくなる、等の難点はあるけど、自分ではとにかく面倒ですよ。いくつかの修理屋さんに聞いた感じでは1600円~2300円ぐらいでした。
材料や道具揃えるのも厳しいし、これはプロに頼みましょう!

靴底修理は、 「できるけどやらない」 リスト入り決定

 


「それでも自分でやってみたい!!」 というチャレンジャーに道具の紹介

●タンクソール

レディース用のタンクソールは靴の資材専門店に行かないと買えません。常時置いてるかわかりませんが、小売してくれるお店を紹介。

浅草にある靴資材販売店「マモル」
「マモル」の ホームページ

メンズのビブラムソールなら 「オンラインショップ」 でも売ってます
ブランド物はお値段しますけどね・・・

 

●プライマー(P-740)
接着剤を塗る前の下地処理剤です。ゴムの靴底貼るには必須です。
「プライマー」という言葉は他の加工でも耳にすることがあると思います。
要は下地処理の事ですね。

ゴム用のは「マモル」で買えます 「プライマー(P-740)」

●ゴム用接着剤

ゴム用の接着剤は100円ショップ等でも買えますが、靴底など強力なものを使う必要がある場合、ノガワケミカルの「ダイアボンド」あたりが手に入れやすいかと思います。東急ハンズでも売ってました。

※近所の工具屋さんや、ホームセンターでは扱ってなかったので、やや特殊なんでしょうかね。