キッチンの水栓を交換しようと思ったら、工具が無くて悩んだ。古いタイプのシングルレバー水栓はシンクの奥に手を入れ、すごく狭い空間で六角を回さなくてはならない。スパナやモンキーレンチは回転する空間が無いので、90度折れ曲がった専用のスパナが必要になる。
ところで、このナット、何ミリなの?とノギスで確認する。
うまく手が入らなくて正確さは微妙だが、どうも36mmっぽい。でも工具を買ってから小さくて入らないと泣きそうなので、一応品番から正確なナットサイズを確認してみる。
今回外すのはTOTOの製品。
品番シールが剥がれてて品番特定できない場合、画像から品番割り出せるサイトもあるので、これを活用。
水栓金具品番特定サイト「コメット」
品番を検索すると「TK631#R5」と判明
で、ここから取付説明書を確認すると、取り外すのに必要な工具は「TZ33」とあった。ナットのサイズは37㎜だったのか?
とりあえず、純正品の価格を調べる。
TOTO スパナ(ナット締付用) TZ33
え~~高いよ!!
新しく取り付ける水栓にもこの工具が必要になるなら買うが、新しいタイプはこの工具は不要。
外すためだけに専用の工具買うか・・・!?今後使う可能性が無いよ、この道具。37㎜限定はいらん。
ううっ 嫌だ、買いたくない・・・。
何か代用できる工具は無いものか、と思案したけど、どうも浮かばない。
じゃ、もうちょっと安価か、汎用性のあるものは?と探す。
アマゾンの口コミ見てると TZ33の代用として三栄水栓 【ナット締付工具】 対辺約38mm PR357を使ってる人が多いけど、ユルイと言う意見が多い。ノギスで36㎜なんだから、2㎜大きかったらユルイでしょう。ま、板でも張り付けてサイズ調整すれば大丈夫だろうけど。
三栄水栓で代用するなら対辺36㎜の三栄水栓 【ナット締付工具】 六角スパナ R352じゃないか?これ、対辺12㎜と記載があるのは下の六角穴の事で、レンチ部分のサイズは36㎜。TOTOの37㎜より1㎜小さいのが気になるけど、ノギスの計測的には使えると思ってる。
が長さが足りないのも気になる。ナットまでの距離は本体200mmだと足りず、補助道具が必要になりそうな感じ。写真でも見ても200mmの位置は完全に隠れてる。操作性考えると250は欲しい。
TOTOの道具は300㎜あるからな・・・。
でも1回限りと割り切って買うなら、ちょっと短くてもこれかも。
もうちょっと多用途なのはないかな?
三栄水栓の三栄水栓【ナット締付工具】 対辺約36mm・46mm R355は46㎜の用途が増えるし長さもあるけど、46㎜もそんなに必要ないし、安くもない。
他の候補も探す。 KVK MYM水栓取付用スパナ KPS955これは38㎜と24mmの組み合わせか。38㎜か~微妙。
これが一番将来性がある工具に見える。
このタイプは力を必要とする時にサイズ固定のモノより不安定なのがちょっと気になる。
でも、価格も高いけど、将来性考えて買うならこれかな・・・
台所だけじゃなくて洗面所のサイズにも対応してるし。
こんなのもあった。確かに汎用性は高そうで、力もはいるだろうけど、高いよ!!水道工事をメインでやることになったら考えるレベルだ・・・
どれ買うかな~
1200円で使い捨て覚悟か、5200円で将来性を買うか。
交換したら結論追記します。
追記:
工具買いました!
結局 「KVK MYM水栓取付用スパナ KPS955」 にしました。
KVK KPS955 台付水栓レンチ やっぱり短いのは作業大変なので、30㎝ある事と、反対側についてる24mmは洗面所の水栓で使える、これが決め手。 使って思ったけど、長さ大事!! でも38㎜なのはやっぱり少し大きかった。ナットと比べると遊びが大きい。ガッツリ固定してある場合、角をなめてしまう可能性はある。今回は幸いすんなり取れましたが。
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