浴槽の風呂蓋のメンテナンス。組み合わせタイプの板状のタイプのフチ、ゴムのパッキンが古くなって風化してきた。触るとベタベタで紙とか貼り付くほど。本体の板部分はまだ綺麗なのでフチだけ交換できないかな?と思ってやってみた。
途中まで作業した段階で「ダメだ、買い替えよう」と決意してしまったのですが、せっかくなのでどうやって交換するつもりだったかをご紹介。
材料 | 寸法 | 数量 |
切り売りのUパッキン | 適宜 | |
ゴム用接着剤 | 1個 |
- 1.手でボロボロ取れるくらい風化してます
- 2.カッターで接着剤から剥がすように剥がしていく。本体に傷つけないよう注意。
- 3.想像以上に剥がれなかった。手はベタベタだし、テンションだいぶ下がりました。
- 4.この残った部分が曲者。洗剤やヘラでは取れないし、シンナーで溶かしたら本体に影響出ました。本体の切り口も少し傷んでて、ゴム交換しても先は長くない、と感じたのでこの時点で買い替えを決意してました・・・
- 5.ここからはやるつもりだった作業の紹介。Uパッキンを用意。
- 6.接着剤をつけ、こんな感じで挟み込む
- 7.角は少したるむので温めてから圧着する
- 8.250wの赤外線電球を用意
- 9.角を温めて、ゴムを柔らかくして、たたいて貼りつける
- 10.最後の貼り合わせ部分は
- 11.ハンダで溶かしてくっつける
- 12.雑ですがこんな感じに。
- 13.使おうと思ってたのはゴム用の接着剤
- 14.本体は何か別の事に使おうと思うので、汚い部分だけ切り落とし、倉庫行きに。カッターで切れます。
- 15.一回り小さい風呂ふたなら作れるなぁ・・・もう買ったから蓋にはしないけど。
- 16.切り口がこんな感じ。フチ処理しないでこのまま水周りでつかったら即ボロボロになる感じ。
ポイント・アドバイス
結局買い替える事にしたんだけど、ゴム部分が綺麗に剥がれたら修理してもアリだったかも。フチゴムの価格もそんな安くないし、あまり時間のかかる作業になるんだったら買った方が良い、と思っちゃいます。
フチだけ交換できるシステムだといいのに。
■風呂ふたの元素材について
板部分の素材は3mmの「アルミ複合版」で、要はプラスチックをアルミニウムでサンドイッチした複合板材のこと。中芯PEと記載あったので「ポリエチレン樹脂」が中芯ですね。
プラスチック+アルミで厚さが3mmなのでカッターで切れます。
フチの部分は「熱可塑性エラストマー」という素材で、熱を加えると軟化して加工しやすくなるもの。
さすがに10年以上経ったから風化したのか…
■ 道具・工具・材料の紹介
フチのゴムの代用品として用意したのが「Uパッキン」t3mmのもの。
3mmのものを挟むフチのゴムパッキンですね。
素材は軟質ポリ塩化ビニル(PVC)。
ネットで買おうと思うと50mとか100mとか、とんでもない単位になってしまいそうなので、
近くのホームセンターなどで探してみた方が良いかも。
私は東急ハンズの切り売りコーナーで購入しました。1mあたり200~300円だったかと。
![]() 条件付き送料無料 エンビU型パッキンドラム巻 白 7.4mmx10.3mmx50m KVW3-50W 【光】 |
ついでに、フチの交換のできるタイプのフロ蓋のご紹介。
フチが取れて丸洗いできて清潔、らしい。
ちょっと値段高いのと、フチの色の主張がすごいので今回は購入しませんでしたが、
こういうメンテナンスができる商品はいいですね。
もうちょっと見た目が洗練されると嬉しいところ。
![]() 【風呂ふた送料無料】東プレ本体とフチの部分が外れてお手入れ便利! リムーブL15 75×150cm用風呂ふた 3枚割_ |
「赤外線電球」250W
アルミホイルを貼った箱を自作し、その中で赤外線電球つけました。
ゴムの接着は温めた後貼りつけると強度が増すので、ゴム素材を接着するために使ってます。
![]() 岩崎電気 アイR形赤外線電球 IR100/110V250WRH |
![]() ノガワケミカル ダイアボンド No.888 180ml |