スポンジのついた強力両面テープ、剥がそうと思うとなかなか大変!
ユニット洗面台の鏡の裏面に貼ってあったもので、剥がれ落ちたら大問題なのか、すっごい強力なテープが貼ってある。しかも20年ほど前のもの。
この鏡を再利用しようと思い、両面テープを剥がしたいのだがどうにも良い方法がなく四苦八苦。
そこで試した色んな方法をご紹介。
■ざっくり手順
- 1.ユニット洗面台から外した鏡の裏面。真ん中に発熱ヒーターが貼ってある
- 2.スポンジのついたテープをきれいに剥がしたい
- 3.爪で剥がしてみるが、汚くなるし、時間がかかりすぎる。
- 4.ドライヤーで熱を加えて剥がしてみる
- 5.でも、あまり効果がない上、手が熱い。却下。
- 6.除光液で剥がす方向に。鏡を傷つけないよう綿棒で丁寧にやってみる
- 7.綿棒に浸して
- 8.接着面をこすりながら剥がしていく
- 9.これはきれいに取れる。が、時間が異常にかかる上・・・
- 10.テープがバラバラになり、全然進まない
- 11.面倒臭くなってきたので、思い切ってそのままかけてみる
- 12.それをヘラでしごいたら・・・ボロボロで大惨事に。
- 13.あー、これじゃダメだ
- 14.綿棒作戦に戻るがやっぱり時間がかかりすぎる!
- 15.熱を加えるといいらしいので、アイロンしてみる。あて布を敷き・・・
- 16.アイロンかけてみる。
- 17.指でクルクル取れるようになったけど、ヘラでは取れないし、これじゃ指紋がなくなる
- 18.石油系溶剤(クレ556)で溶かす方法にしてみる
- 19.べったり糊が残ってしまうし、高くつくのでこれは終了。
- 20.ラッカーでの湿布方式に変更。ティッシュを折りたたみ
- 21.ラッカーを準備
- 22.手ごろなビンにラッカーを入れティッシュを浸す
- 23.スポンジの上に浸したティッシュを置き、上からラップする
- 24.しばらく(3分ぐらい)置いた後、ヘラでこする
- 25.おー!糊は残るけどスポンジ部分は一気に取れた!
- 26.糊の残った部分にさっきのティッシュとラップをもう一度置き、押し付けるようにこする
- 27.ティッシュを剥がしたらヘラで糊をスーッとしごく
- 28.こんな感じでゴソっと取れます。
- 29.だいたい糊が取れたらさっきのティッシュでこすって、残りをきれいにする
- 30.仕上げにウエス(布)にラッカーをひたし、磨きつつ仕上げる
- 32.ようやく取れた~!経年による変色はどうしようもないけど、終了!
ポイント・アドバイス
鏡の裏面なので、溶剤系で剥がすのはためらったのですが、結果「ラッカーで湿布」になりました。これが一番早かった。ちまちま剥がすのの100倍早い。鏡面にも何も影響なかったです。
ラップで湿布すると、シンナーの気化を遅くすることができ、何度も使えるので使う量も少なくて済みます。ラップ必須です。
ラッカーで湿布は部屋が臭くなるので、換気を忘れずに!
剥がした後のテープ部分の変色は、発熱ヒーター仕様の鏡に20年貼ってあったものだからだと思います。ラッカーで剥がした事による変色ではなかったです。
他の素材でもこの方法が良いかはわからないので、上記のいくつかの方法を試してみてください。