喰切の話

喰切(くいきり)は切る工具です。
釘の頭を落としたり、チェーンを切ったり、バネホックやカシメ、ハトメを外したり、ファスナーの長さを調整するのにも使えます。

タイル喰切なら、タイルを切る事ができます。

作業によって大きさや使い勝手があるのですが、私が購入するときに気にしているポイントが、頭の部分の厚みと、どれだけガバッと開くか。

 

頭の厚み、ってうまく説明できないのですが、
下の写真で2つの喰い切りを見比べてもらうとわかりますでしょうか?
01

喰い切る部分の厚みが全然違うのと、輪の大きさが違います。私はカシメを喰い切る事が多いので、刃の部分が薄くないと挟めないので、そういう作業の時は右のタイプを使います。

逆に力を入れて切りたい場合は左のタイプ。左のは安価なモノなので、そんなに切れ味いい、とは言えないのですが、力は入りやすいです。

 

 

それと、もうひとつのポイントが開き具合の違い。
02大きく開くと頭の大きなカシメとかつかみやすいです。少ししか開かないと、スライドして押し込まなければならず、本体の素材を傷つけたりするので。

ただ、開いたからって、こんなに厚みのあるものが切れるわけではなく、あくまで掴む時の入り込み方が違う、って事なのでご注意を。

 

 

 

喰い切りは店舗で買う時、そんなに種類を置いていない店がほとんど。
これが残念。

 

 

■ 道具・工具・材料の紹介

盛光 喰切 120

盛光 喰切 120
価格:1,575円(税込、送料別)

タイル用の喰切。
いろんなタイプがあるので、用途に合わせて選んでください