ブラインドを作ってみた

古くなったブラインドのパーツを使い、羽の部分を木に変えました。

寄木細工のようなカラフルなウッドブラインドが欲しかった。複数の色の木が混じったブラインドなら、色々な部屋に合わせやすいし、優しい感じになるかと思って。

作ったというより、羽の部分を交換してみた、というのが正しいかも。

 

羽の部分は軽量にしないと支える紐が切れてしまうので、とにかく薄い木を使用。
今回使用したのは厚さ1.1mmという極薄ベニヤです。11㎜じゃないですよ。ほぼ1mmです。
カッターで切れます。
※このベニヤの詳細は下部に記載。

 

制作上、諸々難点もあるのですが、とりあえず手法を紹介。

材料 寸法 数量
航空ベニヤ W1800×900 2枚
塗料 数色
古いブラインド 1個
■ざっくり手順

 


ポイント・アドバイス

羽の加工は、とにかく数が多くて大変。
高さ900×幅1800の腰窓。
25mm幅の羽を、43枚用意しました。

それらに紐を通す穴を3か所づつ(約130個!)開けるのもそれなりに時間かかります。

でも、パーツの準備は大変ですが、出来上がると愛着わきます。
ヘロヘロ歪んだ木も、素材の温かみがあって好きです。

手間暇かけてオリジナルブラインド、作ってみてください。


■ 道具・工具・材料の紹介

航空ベニヤ 「1.1mm」

今回使用した極薄のベニヤは「航空ベニヤ」という名称の、シナ材のベニヤです。
今回使用した1.1mmのタイプはカッターで加工でき、使い勝手がいいです。
厚紙のような感じで使えるので、工作にも適してます。

模型飛行機とかに良いみたい。

 

 

B

厚みがないので、それなりにしなります。

この曲がり具合を見ると、想像力湧きます。
曲げ加工で何作ろう?と。

でも、ブラインドにした場合、ちょっとヘロヘロ。

キッチリ、まっすぐにする為に市販のウッドブラインドは少し厚みのある木を使いガチガチに固めてあるんでしょうね。その分重たいし。

ま、このヘロヘロも木の動きだと思えば味になるでしょう。

 

 


※ブラインドパーツの準備

コード類が切れている場合はコードの準備が必要。
しかも、コードの色が白だったりする場合、違う色にしたいところ。

昇降コードは手に入りやすいですが、色は白ばっかり。

さらに羽を支えるはしご状のラダーコード(図の④)は入手困難。

ちなみに、市販ウッドブラインドの幅の広いタイプのコードはラダーコードとは言わず「ラダーテープ」です。

ブラインドメーカーに行くとサンプルが展示してあって、ブラインドの品番ごとにラダーコードの種類も決まっています。

で、修理用にラダーコードだけの購入も可能なのですが、修理したいブラインドの品番や色等、詳細に伝える必要があり、しかもその場で買えない。
近くの工務店を紹介してくれるだけ。

ブラインドを扱ってる工務店等で紐だけ取り寄せてくれる場合もあるが、
適当に「25mm幅用の茶色いの5m」とか言えないのが面倒。
あくまでメーカーと品番伝えないといけない。

えーー、面倒なんですけど。

古い白いブラインドのベースに、自作の木の羽をつけて、茶色いコードが良いの。
茶色いはしご状の紐が欲しいだけなのに・・・。
白のコードが切れてなかったら染めた方が早いんじゃないか!?と思ったり。

とにかく、購入が面倒なったので、同じく放置してあった「ニ〇リ」の激安ブラインドを解体して、紐だけ利用することに。枠を使わないのは、ベタッとした茶色の色が好きじゃないから。

ラダーコードだけ簡単に買えるようになったらデザインの幅も広がるのですが、ニーズがないのかも・・・。

簡単な購入方法見つけたら紹介します。

下記は昇降コード

 

■ ブラインドの紐を交換する方法も紹介しています。

ブラインドの紐を交換