たま~に必要になるガラスのカット。ガラスカッター(ガラス切り)の使い方と切る方法をご紹介。
ガラスカッターとは、ノコギリのように完全に切る工具ではなく、ガラスにキズをつける工具。ガラスは亀裂が入るとそこから折れる性質があるので、完全に切る必要はなく、スジだけつければパキッと折れるのです。
ガラスカッターには種類があって、今回使用したのはダイヤカッターという昔からあるもの。先端に円錐状のダイヤチップがついていてこれを滑らせてスジをつけます。
他にローラータイプもあり(最近はこっちの方が多いらしい)ローラータイプには柄の部分に潤滑油を入れることのできる「オイル注入タイプ」があり、これが魅力的! カットしてみるとわかるが、潤滑油があればいい感じに切れそう、と思う。私のダイヤカッターが古くなっているのもあるが、切り口があまりきれいじゃないんですよ。
次に買うならオイルを入れて使えるローラータイプのカッターが欲しい。
追記:2014年12月
ローラータイプのカッター購入し、鏡を切ってみました。
「ガラスカッターで鏡を切ってみた」を参考にしてください
- 1.ポチっと出ているところで切ります
- 2.切りたい場所に線を引く(書かなくてもOK)
- 3.普通より厚い定規がいいので、なければ木等をあてて直線を引く
- 4.持ち方はこう。角度が大事。切ってる時の音は「チー・・・」って音。
- 5.こんな感じでスジが入る
- 6.カッターの柄の部分で裏からスジの部分を叩き、亀裂を深める
- 7.下に割り箸などを入れ
- 8.手でぐっと押すと
- 9.パキッと折れます
- 10.切り口がガタガタなので(私の工具が悪いのかも?)
- 11.砥石で切り口を整えます
- 12.これが途中。だんだん平らになってきてます
- 13.平らになって、角も取れました。さらにツルツル希望なら細かい番手で磨く。
ポイント・アドバイス
今回使ったダイヤカッターの3Aという番号は切れるガラスの厚みを示していて、3Aは2~3mm用。2A(3~4mm)、1A(4~5mm)と数字が小さくなるほど切れる厚みが大きくなります。メーカにーよって数字が大きくなるほど厚いガラスを切れるようになるものもあるので、よく調べてから買ってください。
追記:2014年12月
■ 道具・工具・材料の紹介
オイル式のガラスカッター、結局購入することにしました。
8mmのガラスまでカットできるトーヨー産業さんのTC-90を買う事に決定。
でも、探してもなかなかヒットしなくて、とある事に気がつきました。
トーヨー産業のガラスカッター (TC-90)別名:エースカッターは、
三共コーポレーションの(TC-15) H&H超硬オイルガラス切り と同じものだと。
他に、
SKガラスカッター(SK-3)
TRUSCO (TGC03)ガラスカッターオイル注入タイプ
これらもすべてトーヨー産業さんのものだと思います。
どれも頭の部分に「TOYO」「TC-90」って書いてある。
何だよ~紛らわしいよ・・・。
じゃ、各社それぞれにパッケージして売ってるって事ね。
同じものが届くなら別にどこの会社でもいいんだけどさ。
送料の安いとこ探して買いました。
H&H 超硬オイルガラス切り(エース) (TC-15)【あす楽】 |
ガラスカットのプロじゃないので使い比べてないのでわかりませんが、
使った感じでは良いと思いました。
ダイヤカッターで全然切れなかった5mmのガラスが、
これで切ったらスパッと切れましたよ。
詳しくは「ガラスカッターで鏡を切ってみた」を参考にしてください。