プラスチックコップのロゴやイラストを落としてみる。
キャラクターや企業ロゴの描いてあるコップ等もらう事ありますよね。正直「何も書いてない方が好き」なので、このままだと使わない。
そこで落とす方法を検証。
最初はプラスチック素材。
最終的にこんな感じになるまでの道のりを紹介
材料 | 寸法 | 数量 |
除光液 | 適宜 | |
ピカール液体 | 適宜 |
■ざっくり手順
- 1.最初にこのコップで実験
- 2.ラッカーシンナーで落としてみる
- 3.ちょっと刷毛で塗ってみる
- 4.あっ!素材が溶けた! これ却下。
- 5.じゃあ、もう少し弱いもの、除光液で試してみる
- 6.除光液を含ませた布で軽くこする
- 7.まぁ、落ちてはいる。素材も溶けてない。
- 8.でも内側から見ると何か汚い。
- 9.それじゃ耐水ペーパーはどうかな?2000番で実験
- 10.除光液よりは時間かかるけど、まぁ落ちるかな
- 11.こんな感じ
- 12.ちょっとツヤが消えちゃったのでピカールで磨いてみる
- 13.左下の部分、くすんでる。
- 14.おっ!何となく光るじゃないですか。これで全体やってみよう。
- 15.耐水ペーパーで落としたところ。だいぶ曇った
- 16.ピカールで磨いたらこんな感じ。でもラメのコップはキズとかくすみがわかりにくい。
- 17.そこで白いコップと半透明のコップでも実験
- 18.2000番が時間かかったので1500番で一気に落としてみよう
- 19.お~、楽に落ちる
- 20.ぎゃ、しまった!傷だらけ!!残りは2000番に戻したけど。
- 21.2000番でも半透明の素材はピカール後もキズは残った。失敗。
- 22.じゃ除光液でやってみるか
- 23.布に含ませた除光液で落とす
- 24.まぁ落ちる。本体も溶けてない。
- 25.しかし、色は落ちても、うっすら絵のあった部分に跡がのこる。見えにくいですが、星形とか残ってます。
- 26.そこでピカールで磨いてみるとザラッと汚れた感じになってくる
- 27.これを爪で擦ると消しゴムのかすみたいのが出てくるので、これを除光液でふき取る。綺麗になるまで除光液とピカールの繰り返し。
- 28.で、こんな感じに。
ポイント・アドバイス
プラスチックコップの場合、「除光液+ピカール」が一番良いように思いました。
除光液だけだとうっすら模様の痕跡が残ってます。これをピカールで浮き出たせ、爪でゴリゴリ。
その後に除光液でもう一度ふき取る。
これが一番ツヤが残りました。
ラッカーシンナーはダメです。素材が溶けました。
しかし、
プラスチックのコップってイラスト落とすと、しょぼいなぁ。
洗面所ぐらいしか使えなそう。
無地のプラスチックコップで形が綺麗なのってすごいんだな、と再認識した次第。
■ 道具・工具・材料の紹介
「ピカール液体」
スーパーやホームセンターで手に入ります。
「金属磨き」と書いてありますが、プラスチックも磨けます。
![]() 真鍮、銅、ステンレス、アルミ、錫、鉄などの金属の研磨に!☆日本磨料工業 ピカール 金属磨… |
■ 汚れ落としの参考にしてください。
色々な研磨剤について検証してます。