配線用モール、白や茶色、木目調、金属素材等、色々売っていますが、色付の壁紙を貼っている場合や、塗装している壁では、ちょうどいい色がなくかえってモールが目だってしまうもの。
そこでモールの色を壁紙と一緒にしてみました。今回は淡い黄色の壁紙の箇所。壁紙の残りを使用します。こんな場合に備え、壁紙を新規で貼った時などは、いくらか余分に持っておくと便利です。
材料 | 寸法 | 数量 |
配線用モール | 今回は1号の太さ | 適宜 |
壁紙の余り | 38mm×必要な長さ | 適宜 |
両面テープ | 適宜 |
- 1.配線用のモールを準備
- 2.貼る壁紙をカット
- 3.1号サイズのモールなら壁紙は「幅35mm×長さ」でOK。
- 4.両面テープを両端に長ーく貼る
- 5.壁紙を裏返して置き、その上に両面テープを剥がしたモールをそっと載せ、真ん中にあわせる
- 6.裏返して、形に合わせて折る
- 7.コの字に折り終わったところ
- 8.長いモールの場合、壁紙を継ぎ足す
- 9.同じように裏返したところに載せる
- 10.余分をカッターで切り落とす
- 11.モールを定規代わりにして切る。
- 12.壁の角度に合わせて端を切る。今回は天井が傾斜してるので45度じゃない角度。
- 13.ベース側に両面テープを貼る(テープ付も売ってます)
- 14.壁に沿わせて貼っていく
- 15.こっち側も貼る
- 16ぐるっと這わせて完成
ポイント・アドバイス
壁紙の残りがない場合や、塗装壁の場合は、白いクロスをモールに貼った後に塗装、という手順になるかと。そのままモールに塗装しても良いですが、しなる素材なので塗装が剥がれそう。クロスに塗装の方が柔軟性はあると思います。
壁紙とモールの接着は両面テープが一番良いと思います。紙とプラスチック(今回のはABS樹脂)の接着になるので、接着剤だと両面に塗る必要があったりして効率悪いです。両面テープは全面に貼らなくても両サイドが貼ってあれば大丈夫です。
■ 道具・工具・材料の紹介
「配線モール」
配線モールは0号、1号、2号・・・・と、数字が大きくなるほど太くなります。今回の1号は太目のコードなら1本、TVケーブル+普通の電源コードくらいなら2本でも通るな、ってサイズです。
各社から色々なタイプのモールが出ていますが、壁紙を貼る用途ならコの字型にカバーをかぶせるタイプを選んでください。
ちなみに、今回使用したのはOHM(株式会社 オーム電機)のモール1号サイズ2m
※モールは端にドライバーなどを入れて、くいっと持ち上げれば簡単に外れます。
購入するなら・・・
楽天等では1mのタイプがほとんどですが、ホームセンターや近所の金物屋で探すと2mのタイプも手に入ると思います。
2mのものはホームセンター「コメリ」等で手に入ります。
1mのものなら下記
モール1号 白 1m |