ありあわせの材料で下駄箱を製作。
サブ下駄箱なので小さめ、W600×H700×D350のコンパクトサイズ。一番下は開放し、普段履きを置くスペースにして、棚板は3段分、9足入る感じ。
扉は両開きで考えていたけれど、ちょうど良い金具と材料が無かったので手前に大きく開くタイプに。額縁式にして軽量化。後日イメージチェンジもできる構造。開き過ぎないようにステー付。
木材のカットは手鋸で頑張ったので、使った電動工具は下穴用のドリルのみ。若干のゆがみもご愛嬌で、許容範囲、許容範囲!
材料 | 寸法 | 数量 |
木材 | 適宜 | |
蝶番 | 2個 | |
マグネットキャッチ | 1個 | |
取っ手 | 1個 | |
棚ダボ | 4個 |
■ざっくり手順
- 1.色んなところで使ってた材料の寄せ集め。床材まであります。
- 2.こんな感じで組もうかな、とイメージしておく
- 3.棚板用にダボの穴をあけておく
- 4.本体を組んでビスで止める。繊細な作業は一切無!ビスも丸見えで気にしません。
- 5.手前の扉部分のパーツ加工に入ります。余ってた素材の塗装はがしから。
- 6.やすりだとキリが無いので、カンナでラッカー塗装削ります。
- 7.1本削り終わったところ
- 8.枠組み分の4本を削りました
- 9.押縁仕上げ(額縁みたいな形状)にします。
- 10縁につかう細木に下穴を開けて
- 11.釘で枠パーツに固定
- 12.こんな感じで手前側に縁がつきました。
- 13.枠を釘で固定。45度にカットなんて繊細な作りでなく、ごっついラフな作り。
- 14.枠が組めました。
- 15.裏返して薄い板をはめ込むイメージ。※裏側の枠穴は元の端材のもの。不要な穴です。
- 16.板をはめる前に塗装しときます。
- 17.これ、お気に入りの水性塗料。臭いもないし、室内で塗っても大丈夫!
- 18.塗装のコツ。バケツにビニール袋をかぶせて使います。こうすると塗り終わった時の処理が楽です。
- 19.塗料が白なので、ビニールは濃い目だと見えやすいです。
- 20.ローラーで塗り塗り。
- 21.扉のパーツも塗っておきます
- 22.乾いたら、裏から板をはめ込み、押さえの細木を打ち付け。
- 23.止まればOK。適当な間隔で釘打ち
- 24.扉部分完成
- 25これまた寄せ集めた金具を使って
- 26.扉の下側に蝶番
- 27.取り付けた感じがこんな
- 28.前蓋用ステーを取り付けて、扉の開きすぎを防止
- 29.扉上部にマグネットキャッチをつけておく
- 30.最後に、フローリング材をカットして棚板にする
- 31.扉の取っ手をつけて、完成。
- 32.こんな感じで置いてみた
- 33.だいたい9足入るかな。
■ 道具・工具・材料の紹介
扉の開きを調整する金具を「ステー」と言います。
今回は前側に開く時の金具なので、前蓋用ステーを使用。
宝箱のように上に開きたい場合は、上蓋用ステーを使います。
このステー、左右があるので購入時に注意してください。
右を2個、とか買ってしまうと残念な気持ちになっちゃいます。
栃木屋 前蓋用ステーTM-30-R 1個 |