ウェグナーのYチェア、名作ですね。
この座面のペーパーコード、好きなんですがダイニングで使う時に気になるのが汚れが入り込む事。
食べ物をこぼすんですよ・・・。
別売りで革製の座布団も売ってますが、とても高価。そこで合皮を使い、似た感じで作ってみました。布や他の素材でも作ってみてもいいかもです。
材料 | 寸法 | 数量 |
合皮 | 500×450 | 脚数分 |
スポンジ(薄めのもの使用) | 450×450程度 | 脚数分 |
裏用素材 | 460×400 | 脚数分 |
■ざっくり手順
- 1.型紙を取る。今回は載せるだけの座布団。
- 2.寸法詳細
- 3.表地と裏地をそれぞれカット
- 4.表地を裏返し、仕上がり寸法より1cm小さいサイズのスポンジを載せ糊で接着
- 5.その上に裏地を載せる
- 6.フチを折り込み。マチ針できない厚みなのでクリップで仮止め
- 7.先に角のRの処理。角だけミシンをかける。
- 8.「市きり」で余分な革を落とす。(市きりが無ければハサミでもOK)
- 9.ギザギザの部分をすーっと切る
- 10.こんな感じ
- 11.4角が終わったら他の部分を縫う
- 12.表はこんな感じ
- 13.角の処理はこんな
- 14.はい完成。
ポイント・アドバイス
縫い方や素材にあわせて縫い代を調整してください。
クッション材は好みの厚さでいいですが、厚い場合、縫い代余分にとってくださいね。
今回かなり薄いスポンジを入れたのですが、もう少ししっかりとハリを持たせてもよかったかな、と思いました。
次は簡単に生地で袋縫いの座布団にしようかな。
■ 道具・工具・材料の紹介
「市切り」
市切りというのは革を加工するときに使う道具で、ミシン目ギリギリで余分な革をカットする時に使います。
主に靴の加工で用いられてる道具ですが、革製品全般にとても便利な道具だと思います。
合皮も切れますよ。