汚すぎる白いブラインド、分解して掃除することにした。軍手で挟んで、とか屋外で丸洗い、ではとても汚れが落ちそうもないレベル。
羽をスポンジでゴシゴシ洗いたかったのと、折れたり曲がってる羽を取り除きたかったので、分解決定。
が、先に助言を言っておく。
「この方法は劇的に面倒なので、安易な気持ちではやらない方が良い」
■ざっくり手順
- 1.安定した床面か、テーブルで作業開始
- 2.下のバーについてるコードのキャップを外す
- 3.昇降コードを引っ張り出す
- 4.結び目の長さをチェックしておく
- 5.結び目をほどく
- 6.上から昇降コードを引き抜く
- 7.ラダーコードだけになったら羽が抜けるので全部抜く
- 8.こんな感じ
- 9.テーブルや床に防水できる何かをひく。今回はアクリルの板。板やシートは最小で15cm幅ぐらい、羽の長さ+10cmぐらいでも何とかなる。重要なのは平らである事。
- 10.羽をいくつか広げる
- 11.スポンジに台所用洗剤を含ませ、ゴシゴシ。水分多すぎると部屋がビショビショになるので注意。
- 12.両面やる。こすっては泡を雑巾でふき取りの繰り返し。全部終わったら水気を乾かしておく。
- 13.次、ラダーコードの漂白。下のコード押さえを外す。
- 14.こんな感じで押さえてあるだけ。
- 15.下だけ外した状態で洗ってみる。
- 16.深すぎない容器に水と洗濯用洗剤、漂白剤を入れる
- 17.手洗いでもみ洗い
- 18.ある程度洗ったら、30分ぐらいつけ置き
- 19.ブラインドのスチール部分に水がかからないよう注意しながら、いくつかまとめて作業。
- 20.左が洗った方。結構白くなってる!
- 21.上の方のコードまでキッチリ洗いたい場合は、さらに解体。
- 22.上部のメイン構造部。スライドして外す。
- 23.ラダーコードはこんな感じで挟み込んでついてるので、爪を持ち上げて外す。外す前にどの位置で爪に挟まってたかチェックしておくのがポイント!これ、最重要。
- 24.2本が向かい合うようについてるので、この構造を記憶しておくこと。元に戻せなくなります。
- 25.コードを外したところ。理解すれば難しくない構造。
- 26.じゃぶじゃぶ洗って、乾かす。ここまでやるなら新しいコードに変えたかった・・・。
- 27.ラダーコードを元に戻し、傷んでる羽を下の方につけるため選別。
- 28.羽を戻す。ぶら下げながら、差し込んでいくと、段ズレがなくていい。最後に昇降コードを通して完成。
ポイント・アドバイス
とにかく面倒なのは羽を一枚づつ洗う事。
枚数を数えると嫌な気分になるので、テレビ見ながら無心でやるべし。
解体&組立はさほど面倒ではないです。組立はちょっと器用さがいるけど。
羽の位置を入れ替えられたのは良かった。傷んだ羽を下の方に集中させることで、最後まで下ろさなければ折れてる羽等が気にならない。ブラインドの羽が折れた場合絶対元に戻らないので、位置を入れ替えて誤魔化す、というのは有効な手段。
ラダーコードが切れてる場合の修理方法はこちらを参考にしてください。
「ブラインドのラダーコードを修理」
昇降コードに関してはこちら
「ブラインドの紐を交換」
ブラインド丸洗いしてくれるサービスもあります。
「ブラインド・クリーニング」で検索してみてください。
■ ブラインド/カーテンレール関連は色々紹介してます。