置き型の照明器具、気が付いたらサビが出てたらしい。色からすると、これは緑青(ろくしょう)か?
緑青ってもっと渋い錆び方のイメージだけど、これだと完全な汚れですわ。
錆びてるし、メッキ部分も剥げてるし、どうやっても元には戻らないと思うけど、これって錆を落とすとどうなっちゃうのか? を実験。
お酢と塩で落とす、という情報があったので、とりあえずそこから始めてみた。
材料 | 寸法 | 数量 |
お酢 | 大匙1ぐらい | |
塩 | 小さじ1/4程度 |
■ざっくり手順
- 1.お酢に塩を溶かしておく
- 2.それをブラシにつけて錆をこすってみるが、全く落ちない。
- 3.キリがないので錆をヘラでこそげ落とす
- 4.そのあとお酢塩でこすってみる。でもお酢で落ちた感じは全くなかった。
- 5.きれいにふき取る
- 6.とりあえずサビは落としたけど…
- 7.錆びてた箇所が等高線みたいになってる!?
- 8.錆は落ちたけど、まだらになってる
ポイント・アドバイス
ここまでゴツゴツのサビは、お酢+塩ではびくともしなかった。
もう少し早い段階だと効果あるのかもしれませんが、
写真ぐらいになってたら、ヘラで削り落としてからでないと、日が暮れます。
お酢の種類や塩の量も関係あるのか、穀物酢では効果を感じられなかった。
もう少し時間をかけて落とすのか?もっと研究が必要そう。
ちなみに、錆びてるって事は、元の金属が腐食してる、って事。
錆を落としたら、写真のように等高線や波打ち際みたいに腐食してて、
手でなぞると少しへこんでるのがわかりました。
腐食した金属って、ボロッと穴が開くのかと思ったけど、
こうやって少しずつ擦り減っていくのね。へぇ~
とりあえず錆は落としたけど、メッキは剥がれてるし、またすぐ錆びそうだしで、
あまり使い物にはならなそうな結果になりました。
うすうす想像できてましたが…
きれいに錆びるアンティーク雑貨は、作るの大変そうだな、と思った次第。
そうだ、今度は「きれいな緑青を作る方法」も実験してみよう。