緑青(ろくしょう)を落とす

置き型の照明器具、気が付いたらサビが出てたらしい。色からすると、これは緑青(ろくしょう)か?

緑青ってもっと渋い錆び方のイメージだけど、これだと完全な汚れですわ。

錆びてるし、メッキ部分も剥げてるし、どうやっても元には戻らないと思うけど、これって錆を落とすとどうなっちゃうのか? を実験。

お酢と塩で落とす、という情報があったので、とりあえずそこから始めてみた。

材料 寸法 数量
お酢 大匙1ぐらい
小さじ1/4程度
■ざっくり手順

 


ポイント・アドバイス

ここまでゴツゴツのサビは、お酢+塩ではびくともしなかった。
もう少し早い段階だと効果あるのかもしれませんが、
写真ぐらいになってたら、ヘラで削り落としてからでないと、日が暮れます。

お酢の種類や塩の量も関係あるのか、穀物酢では効果を感じられなかった。
もう少し時間をかけて落とすのか?もっと研究が必要そう。

 

ちなみに、錆びてるって事は、元の金属が腐食してる、って事。
錆を落としたら、写真のように等高線や波打ち際みたいに腐食してて、
手でなぞると少しへこんでるのがわかりました。

腐食した金属って、ボロッと穴が開くのかと思ったけど、
こうやって少しずつ擦り減っていくのね。へぇ~

とりあえず錆は落としたけど、メッキは剥がれてるし、またすぐ錆びそうだしで、
あまり使い物にはならなそうな結果になりました。
うすうす想像できてましたが…

きれいに錆びるアンティーク雑貨は、作るの大変そうだな、と思った次第。

 

そうだ、今度は「きれいな緑青を作る方法」も実験してみよう。