水筒の内側、気がつくと茶渋や汚れがついてて、汚くなってます。手が届かなくて洗えないからと水入れてパシャパシャ振るだけ、なんて「すすいでるだけ」なので、もってのほか。汚れが落ちるわけない。
長い柄のブラシがなくても洗える方法を紹介。
軽度、中度、重症、の3種類の汚れ具合を落としました。
材料 | 寸法 | 数量 |
メラミンスポンジ | 適当な大きさにカットしたもの | 数個 |
さい箸 | 1組 | |
クエン酸 | 適宜 |
- 1.A軽度の汚れのもの。底に点々と汚れがついててスポンジでこすっただけでは取れない
- 2.メラミンスポンジとさい箸を用意
- 3.スポンジに斜めにクロスするように刺す。メラミンスポンジは普通のスポンジより破けやすいけど、とりあえず刺さってれば何とかなります。
- 4.箸を合わせると力を入れてこすりやすくなります
- 5.スポンジを水で濡らし、水筒の口に入れて中をこする
- 6.簡単に取れた!軽度の汚れはメラミンスポンジ+水のみでOK!
- 7.B:中度の汚れのもの。茶渋がびっちり
- 8.先程と同じようにメラミンスポンジでこする。どんどんスポンジが茶色くなります。
- 9.でも落としきれない。
- 10.「クエン酸」登場。350mlの水筒にクエン酸大さじ1弱と水を満タンいれて、90分放置
- 11.中身を捨てて、スポンジでこすったら綺麗に汚れが取れました。
- 12.C:劇的に汚い場合
- 13.中がブラックホール状態で全く見えない。これはクエン酸液を入れて10時間放置後、メラミンスポンジでこする。落なければクエン酸液を2時間+こする、この繰り返し
- 14.で、長期戦の結果がこんな感じ。中が見えます~
ポイント・アドバイス
今回洗った水筒は全てステンレス製でした。
A:軽度の汚れ
洗剤なしで、メラミンスポンジ+水だけで落ちます。
B:中度の汚れ
茶渋が目立つものはメラミンスポンジでこすってみて、落なければクエン酸を溶いた水に90分ぐらいつけておき、時間が来たら洗い流して、仕上げにメラミンスポンジでこする。
C:重症の汚れ
中が見えないほどのブラックホールと化したものは、一応メラミンスポンジでこすってみて、落とせる汚れを落としてから、クエン酸を溶いた水を10時間ぐらい入れておき、洗い流したあとメラミンスポンジで再度こする。それでも落なければ、もう一度クエン酸液に2時間ぐらい浸して、再度メラミンスポンジ。
追加2時間を繰り返し、落ちるまで頑張るのみ。
繰り返しつけ置きする場合、クエン酸液は使い回しで大丈夫でした。時間を置いたものを水筒から出す時、適当な器に入れておけば、もう一度つけ置きするときその液を使えます。当然新しいものでもいいのですが、貧乏性なんでね。
しかし、こんなになるまで放置された水筒使ってる人って・・・と思いながらの作業。
あったかいお湯入れたら、何か別の味の飲み物出てきそうな、ミラクル水筒でした、これ。
ちなみに、外観もボッコボコ(笑)
クエン酸じゃない方法もあるかもしれません。
酸素系のキッチンハイターで劇的に落ちる、と聞いたことがあるのですが、
今回クエン酸で落ちたので試してないです。
次にまた「重症の水筒」を見つけたら酸素系キッチンハイターで試してみます。
■ 道具・工具・材料の紹介
メラミンスポンジの性能を試したページも参考にしてください
「メラミンスポンジの性能」