大型クッションの形を変える

ウレタンスポンジのクッション、表面が薄汚れてきた上、クッションがヘタってきたので、形を変えてリフォーム、の要望。

今回解体してみたのが、こたつでゴロゴロする用のL字タイプのコーナークッションのもの。
元は下の商品ですね。
マットはなくなってたらしい。

この商品、カバーが外れず、洗えないものでした。(注意書きに書いてあるんですけどね)
これが薄い黄色の素材だったもんで、シミとか目立つ。
カバーかけようにも形が難しい。

「捨てよう・・・」
でも、「ホントに使い捨てなのか!?」「ゴミの量多すぎ」

そこで「中のスポンジがダメになってたら捨てよう」と、ちょっと中をのぞいてみる。

あー、このタイプのウレタンか・・・。
どうせならチップウレタンが入っててほしかったですが、これはチップウレタンになる前の段階、細かい端材の状態のもの。

 

 

ちなみに、通常チップウレタンと言えば下記のような物
端材を固めてヘタりにくくした素材。ソファの中に入っていたりします。

 

今回のは下記に近そう

純日本製◆低反発ウレタンチップ◆5キロ

純日本製◆低反発ウレタンチップ◆5キロ
価格:2,570円(税込、送料別)

とにかくスポンジ部分は、さほど変色もないし、アレルギーも出ない。
(埃とダニのアレルギーなので、やばいクッションはすぐわかる体質です)
うん、中身は使えるな。

じゃ、形状変えて、中身をギュウギュウに詰め込み、ちょっと小さいサイズにしてみよう。

こんな感じに作ってみました。

サイズ
大きい方:830×520×120
小さい方:520×310×190

このサイズの袋で中に入っていたスポンジを全部詰め込みました。

これにカバーをかければ完成。

材料 寸法 数量
シーチング生地 厚手 生成り 5.5m
■ざっくり手順

 


ポイント・アドバイス

生地は失敗覚悟で、安い仮縫い用のものを使いました。
どうせカバーかけるし、これは2度の開けないので洗わないし、という事で。

不要なシーツとかあればそれでいい、と思ったぐらいです。

スポンジをグイグイ詰め込んだので固めのクッションですが、これがいい感じ。
ぐうたらするのにちょうどいい。
気分で組み替えて色んな形でくつろげます。

そのうちスポンジヘタってくるでしょうが、
この上にカバーかけるから洗えるししばらくは使えそう。

というか、きちんと心材入れて、
一からソファ作った方が早いんじゃないかと思ったりもした。
ま、それはまたそのうちに・・・。

 

そういえば今までクッションとかソファーのカバー外したとき、
内側の黒い部分、「カビてる!?」って勘違いして処分したものあったなぁ

あれは黒いスポンジであってカビや虫じゃなかったんだな。
勉強になりました。

 

 


■ 道具・工具・材料の紹介

仮縫い用 シーチング生地 厚手