この革のバッグ、クタッとなりすぎて使いにくい。大きさも中途半端だったので、A4サイズが入る大きさに変更しつつ、内側に芯を貼り、置いた時にも形を維持できるように補強。
下側にはグレー系のハンプを使い、涼しげな白いバッグの印象を残しつつ、底面の汚れが目立ちにくいコンビネーションデザインに。
材料 | 寸法 | 数量 |
8号ハンプ | 適宜 | |
芯材 | 適宜 |
■ざっくり手順
ポイント・アドバイス
8号ハンプはそれなりに固めのハンプですが、バッグでカチッと感を出すには弱いです。ハンプの号数を上げるより、芯材で補強した方が使い込んでも形が崩れにくいです。
今回のバッグは構造上裏地と一緒に最後に底を縫う形ですが、できれば表と裏は別々に縫い合わせ、最後に裏地を引っ張り出して底を縫う方が作りやすいです。(工程写真が少ないので伝わりにくいかもしれませんが・・・)
■ 道具・工具・材料の紹介
「8号ハンプ」
今回使用した色は「マウスグレイ」。白との相性が良く、上品な感じに仕上がります。
※ハンプは号数が小さいほど太い糸で作られており、固くなります。糸も番手が小さいほど太い糸になるのと同じですね。
◇2waybagレシピつき◇8号ハンプ【生地】【ハンプ】 |
■芯材
私が今回使ったのは、「エステ」という芯材の0.8mm、接着材のついていないタイプです。「エステ」はバッグ用の芯材で、裏返したりしてもしわになりにくいので、加工しやすい素材。なかなか手に入りにくいので、Webで購入できるものをご紹介。
「エステ」0.6mm シールタイプ
これは片面に接着剤がついているので、裏張りなどにとっても楽チン。0.4mmも売っているので、用途に合わせて厚みを選んでみてください。
エステ0.6シールタイプ接着芯 |